11月25日 新中野 弁天。
新メンバーで復活ライブ!のつもりだったのですが、 あららー 自分にとってのラストライブになってしまいました。 人間なにが起こるかわかりませんねー。 まあ、でも体調の許す範囲でできることをしよう。 この図体のバンドを引き回すリーダーとしての体力は、さすがにしんどいので、これをラストステージにします。ぜひ、おいでください。 もう少しちっちゃなバンドとかセッションだったら、まだまだできると思うので それはまた、あらためて。 Hasta el Domingo Live Cafe 弁天 #
by hastadomingo
| 2007-10-05 15:23
| サルサ
昔の友人が、新宿のデパートで店を出すというのでひやかしに行きました。
福岡長崎の名産品の催事です。彼はいくつか転職を重ねた結果、いま福岡の酢造屋さん(酒造じゃなくて酢造)にいて、なにしろ豊富なキャリアで口八丁手八丁だから、デパートの催事の売り子となって東京に来たのです。 そこの酢はとにかくうまいのが自慢だそうな。商品が並んでいるところを見ると黒酢もありますが、柿酢(柿の実から作る)なんてのもあります。 ちょっとサボらせて、コーヒーでも飲みにいきます。 コーヒーを飲みながら雑談、といっても いいオジサンが二人だから半分仕事みたいな話題。九州の食品メーカーといえば有名な成功例もあります。やはり聞いてみたい。 「健康食品として売ったり、柿酢を黒酢の次のブーム食品にしたりするつもりはないの?」「ない。そんなに作れんし、うちはあくまでも『美味い酢』でいく。」 最初に言ったように彼はビジネス感覚もあるし、広告やマスコミのこともよく知っているのですが、そういうことはしたくないというのです。 それからしばらく酢についてのレクチャーを受けました。日本の酢市場は寡占の状態で(だいたい「酢」といえば会社名が頭に浮かぶでしょ?) 表示などの法規制もその会社がリードしている、とか。「黒酢とはなにか」についての法規制が変わって、これまでより全然ゆるくなって、米にアルコールをぶちこんで速成して、それをチャコールで黒くしたものでさえ「黒酢」と表示できるようになった、とか。 日本酒、醤油、味噌、と同じように酢にも戦後吹き荒れた速成の嵐があったんですね。しかも健康ブーム黒酢ブームでいまも風速は衰えていないらしい。 ちゃんと作ると三年寝かせないとできない柿酢(柿の皮の固いところまで全部醗酵して美味しいアミノ酸になって落ち着くのにそれくらいかかる)に対して、米にアルコールをまぜて25時間で醗酵させたものに、柿の実をミキサーにかけてまぜて一週間置いたもの、それが表示的には「どちらも柿酢である」と。 「うちはちゃんと美味しい酢を作りたいから、そういう速成路線はとらんと」 と 彼は博多弁で語ってくれました。実家でもないのに「うち」と呼んでいる。もうすっかりその酢造家の一員になっているようでした。 「で、俺はなに飲んだらいいの?柿酢?黒酢?」「あんたの場合は胚芽もろみ酢やね」「ハイガモロミス??」 玄米胚芽米から作ったという酢をすすめられて、「これを毎日50ml、水に薄めて飲みんしゃい」「お、わかった」 じゃね、と別れてきました。 どの業界もそれぞれに深いものです。 ちなみにこの物産展は掘り出し物が多くて、五島列島は福江島三井楽水産の「鬼鯖鮨」、長崎市魚の町「松翁軒のカステラ」(福砂屋よりもっと濃ゆい味)などを買って帰りました。 九州はうまかもんの多かバイ、という 連休の最終日でありました。 #
by hastadomingo
| 2007-05-06 21:08
| よしなしごと
このブログは「サルサと囲碁の日々」というサブタイトルで始めたのに最近サルサの話題が少ないから、ちょっとライブ告知などをしておきます。
私のやっているサルサバンド Hasta el Domingo のライブ予定。下の予定はすべて「日曜日」です。ドミンゴだからね。 ◆ 4月22日 新中野 LiveCafe弁天 開場 18時 開演19時 Hasta el Domingo 20時30分 Los Borrachos チャージ 2,000円 「弁天」は丸の内線新中野駅から徒歩5分 きれいなライブハウスで食事もできます。対バンのLos Borrachosさんはバンド名が(酔っ払い)という意味、ベテランバンドで渋くカッコよく決めてくれるでしょう。 ◆ 6月24日 原宿 クロコダイル 開場 18時 開演20時 Hasta el Domingo 21時30分 Bombaleo チャージ 2,000円 老舗のライブハウス ワニのディスプレイとワニ料理でおなじみのクロコダイル。対バンのBombaleodさんは若手のノリノリバンド。お客様を巻き込むアゲアゲのステージが期待できます。 ◆ 7月1日 江古田 BUDDY 続いて次の日曜日、江古田BUDDYはサルサイベント!SALSAMANIA!の10周年です。お祝いのステージに4バンド共演!いろんなバンドのステージを見ることができるオトクな日です。 この日の出演バンドは Mantequilla Perro : NY系の若手実力バンド MCも笑わせます Los Borrachos : オジサンばかりの渋楽しいバンド 年季入った技を繰り出してくれます Salsoneses : とにかく楽しいサルサバンド。レパートリーに初めての方は唖然。慣れている方は「待ってました!」と声をかけたくなる。必見必聴のステージです。 そして Hasta el Domingo まだまだ駆け出し。前座を勤めさせていただきます。キューバ系を中心に踊れる曲を連打。セクシーステージも売り物。がんがん踊りましょう! どのライブもステージ前には踊るスペースが用意してあって、生バンドで踊れます。私でよければ対バンのときにエスコートします。ぜひお遊びにおいでください。 #
by hastadomingo
| 2007-04-05 07:14
| サルサ
新橋駅前のSL広場で古本市をやっていたので、芸能関係を中心に数冊買う。
桜川忠七の「たいこもち」、全然名著ではないし、話もぐるぐる同じことの繰り返しが多いんだけど(たぶん聞き書き)、いままでに読んだ吉原の話の中ではかなりリアリティがあった。松葉屋がどうやって復興して「はとバス」の客を取るようになったか、なんていうエピソードはなかなか読めるもんじゃない。 遊郭を「宿屋」としてとらえると、日本旅館だから、個室というより「共同」な構造だったようだ。朝、顔洗うのは共同の洗面所だったり。みんな朝、顔を合わせるわけで、それで平気だったんだね。「当たり前のこと」だったからでしょう。 夜中に一時間おきに拍子木を打って廊下を回ったっていうのも知らなかった。これは女を寝させないためです。なんせ一晩に8人から11人(みょうに端数)まわしを取ったっていうから。待ってるほうもタイヘンだけど、女もタイヘンだ。そりゃあ途中で眠くもなるだろうし、どうしたって衛生的とはいいにくいよね。 当時の写真もいくらか載っていて、ぞろっとした着こなしの人が多いんだけど、旦那、芸妓、禿(はげ、じゃないよ、かむろ、だよ)、幇間、が一緒に引手茶屋から貸座敷に行くところの写真なんていうのもある。なんでこんなとこ撮ったのかわからないけど、いまとなっては貴重な光景。 私の会社のある汐留のビルは、この季節になると、桜の木の根のついたのを植木鉢に入れて花の咲いた状態でビル内に飾り付けるのを、春恒例のディスプレイとしている。 それは吉原仲之町の春の慣わしでもあったので、なんとなく毎年ヘンな感じがする。素人が吉原の真似している、といったような。 今日は3月31日。49年前の今日がいわゆる「吉原の灯の消えた日」 売春禁止法施行日だ。実態として役に立たなかった法律が(いまの歌舞伎町とか見てー) 文化だけを殺した って感じかなあ。 売春禁止法は「癌細胞には効かなくて副作用だけきつい抗癌剤」 のようなもの、であったように思う。 引手茶屋だけで帰る客もけっこういたわけだし、いまの吉原のほうがよっぽど即物的だよね。この法律は単に単に物事を即物的にしてしまっただけじゃないのかな。 #
by hastadomingo
| 2007-03-31 07:48
| 読書雑感
お誕生日おめでとう
たぶん、こちらのブログは読まないで書いているんでしょ。 だったら「いい勘」だねー。 誰かの誕生日、ではなくて、なにかの誕生日 という書き込みをしたんだ。 書き込みはこの前の日付ね (次のページ)。 誕生日は、えーと 「きのうからきょうにかけて」。 #
by hastadomingo
| 2007-02-21 15:49
| 囲碁
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